百獣の王・・・ネタだろがい

私たちは、何も知らなかった。

武井壮という人物は、ふざけてるわけでも、言動行動のすべてがナチュラルに痛い

炎上系のタレントというわけでもなかった。

 

武井壮というアスリートの存在を強く意識したのは、「大人の育て方」という動画

を見てからで、https://www.youtube.com/watch?v=74aaZcEx1s8

カジサックの動画に出演したのをきっかけに、彼自身が自分のルーツを語る動画を

複数調べて、見ました。

その動画群がなければ、私は、武井壮を、ただ動物を脳内で倒すネタをたくさん持

っている芸人としてしか見ていなかったと思います。

 

こんな動画がありました。https://youtu.be/H0EhPJijX78

喝!のくそ爺いが、現代の投手の球打てるわけないやん、というおそらく喝!を知

っている人の99%がそう思っているであろう、「てめぇは昔の人間だ」的な偏見

に対してアスリートがどう思っているかの解説でした。

 

「張本とか王は、現代に放り込まれたら、投手の球を見て、何とかくらいつく方法

をみいだして、結局3000本打つんだよ。みいだす、の部分をものすごい強調された

解説でした。

 

私は、これを見て、今まで考えたこともなかった張本像を構築できたんです。

 

こういう瞬間って、本当にうれしいんです。

現代に打てないっていうのは、たぶん本当でしょう。当時の白黒Vを見ていても、

さほど鋭いスイングでもなければ、せわしないタメのあんまりない(画像のせい?)

打撃でそりゃ通用しねぇよ、っていうわな、という感想です。ここまでは変わって

ません。

現代にタイムスリップした張本は、明らかに見たことのないムービングするボール

に対して、必ず穴が開くほど観察し、対策し、努力して、近いうちに対応してしま

うんではないかという、アスリートという俯瞰から見たときの張本のトータル的な

バランスや、執念に似た精神力が、彼をふたたび勝者にしてしまいそうな気がする

のです。

 

私たちは、喝のくそ爺ぃを、過去の「点」でしか見ていなかったということです。

 

あと、面白かったのが、コメント欄で、「張本は、打つ能力と同じくらい後輩をつ

ぶす能力を持っていそうだ」という部分。

 

このアスリートは、人格者にはなり損ねましたねwww